自販機硬貨口に縦横二種類ある理由を調べてみた

自販機の硬貨入り口は縦・横の二種類がある

あまり気に留めてなかったのですが、自販機の硬貨入り口は二種類あるようです。硬貨を縦に入れるか、横に入れるかは実は決まりはないようです。

日本自動販売システム機械工業会によれば、

Q: コインの投入口が横のものと縦のものがあるのはなぜですか?

A:
コインの投入口は、投入しやすさを念頭において取り付けられています。しかしながら、縦と横ではどちらが投入しやすいかについての定説はありません。このため両方が混在しています。現状では、飲料自販機やたばこ自販機は横のものが多く、乗車券自販機は縦のものが主流となっています。

(日本自動販売システム機械工業会より引用)

となっていて、定説はなく混在というのが普通のようです。

確かに飲料自販機は横のイメージが強いですね。例えば硬貨を入れる時に横で入れられるので楽な印象です。そして新幹線などの切符自販機は縦でなんとも入れづらい気がしますが、硬貨口が広く簡単に入れられるのでイライラするとかはないですね。

上の画像は飲料自販機で横ですね。ちなみに縦は券売機のようなものでこんなイメージですね。

縦か横かでスピードが違うという話もあるようですが、落ち方が「横」のまますべり台を落ち、「縦」は「縦のまま」転がるければ摩擦が少ないので早いというのは分かります。ただそのスピードの問題だけなのかというところで、もやもや感が残ります。

単に機械構造のスペースの問題か

自動販売機のコイン投入口~縦型と横型の違い~によれば、なるほどなと思うことが書かれています。

横型の代表例としてカップ式ジュース自販機を上げていて、それは商品スペースを一番大事にしたいため、自販機の扉(ここでいう扉は見たことがない人はいるかもしれませんが、冷蔵庫のように自販機前面部が開く)を薄くすることで、商品が詰められるという理屈です。

一方、券売機などは奥行きを使えるため、縦でオッケーというのと、高さがあまりないため横より縦となるようです。

ごちゃごちゃ書いていますが、こちらの動画がものすごくよくわかりました(笑)


こちらも日本自動販売システム機械工業会の解説でした。飲料自販機は横型が多く、それは硬貨が横のまま落ち、そのまま左にスライドして識別します。つまり、自販機の奥には行かず文字通り左横方向に落ちながら識別する。そのため、扉部分で識別が出来るんですね。

そして、券売機などは縦に入れるのですが、縦でそのまま奥に流れていってそこで識別されます。奥行きが必要なんですね。

よって、コイン投入口の違いは、識別またはコインを仕分ける仕組みがコインと水平方向にあるという理解になりそうです。横に入れれば横方向にコインメックがあるけれど、縦にいれれば縦方向にコインメックがある。

ここまで分かれば、例えば券売機のような自販機では、横方向に入れるとスピードと高さがないため、処理スピードが遅く詰まる可能性が高そうです。券売機は縦でどんどん入れられるイメージがあるのは奥に転がるからどんどん識別出来るんですね。飲料自販機だと横にスライドする形なのでそこまでたくさんは出来ない(とはいえ富士電機の資料を見ると1秒3枚など識別能力は高く、そもそも識別装置自体はデジタルっぽいのでどうやっているかまでは分からず)んでしょう。

投入硬貨の入り口が気になりだしたら・・・

こうやって自販機のネタを深掘りしていくと、気になって仕方なくなるかもしれません。そんなあなたは仲間ですね(笑)

メダル落としのようなゲームは横なのか縦なのか色々あるかもしれませんが、スピードと確実に落ちて欲しいので縦のような気がしました。投入口から見る自販機の世界で色々楽しんで見て下さい。

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